12年の旅行業倒産件数、31.4%減-宿泊は16.4%減、震災から回復傾向に

  • 2013年1月15日

東京商工リサーチ(TSR)によると、2012年1月から12月までの旅行業倒産件数は、前年比31.4%減の37件(前年:54件)となった。TSRによると、円高を背景とした海外旅行の回復が減少に寄与したとの考え。東日本大震災関連の倒産も徐々に減少傾向にあり、今年は57.1%減の3件(前年:7件)と減少した。一方、12年の負債総額は39億2300万円(前年:29億8800万円)で、9億3500万円の増加となった。3月に倒産した名古屋市のケイ・テイ・エスが負債額16億円と全体を押し上げており、そのほか7月に...