チュニジアの渡航情報、南部砂漠地帯の一部で引き上げ

  • 2012年7月22日

外務省は7月19日、チュニジアの渡航情報で、エル・ボルマ周辺を除く南部砂漠地帯の一部について「十分注意してください」から「渡航の是非を検討してください」に引き上げた。外務省によると、政変後、国境に囲まれたサハラ砂漠の三角地帯では他国からの不法侵入が複数あり、チュニジア治安当局との間で銃撃戦などの事件が発生している。また、砂漠地帯は2008年8月以降、立ち入りにチュニジアの関係省庁や知事などの許可が必要で、観光ガイドと軍が同行する必要がある。エル・ボルマ周辺や観光地化された砂漠地帯は治安当局の警備がし...