個人旅行商品は熊本5倍、鹿児島15倍に
 山陽・九州新幹線の開業1年目実績

山陽・九州新幹線の直通運転開始から1年が経ち、昨年4月から今年1月までの個人型旅行商品の実績で熊本方面が前年比の約5倍、鹿児島方面が同15倍に達していることが分かった。3月14日に開いたJR西日本・佐々木隆之社長の定例会見で明らかにされた。乗客数は、直通運転が始まった昨年3月12日から今年3月11日までで、小倉-博多間で2割ほど増えた。直通臨時列車は106本を走らせ、平均乗車率は79%。団体臨時列車は14本を運行した。2年目の今年度は、3月17日のダイヤ改正で、直通の「みずほ」「さくら」を15往復か...