約款見直し検討会第1回、取消料見直しの妥当性求める意見も
観光庁は7月29日、標準旅行業約款の見直しに関する検討会の第一回会合を開催した。会合の冒頭では、観光庁観光産業課長の鈴木昭久氏が、旅行形態や取引環境の変化などを踏まえ「グローバルスタンダードに配慮しながら、これから旅行業を運営していかなければいけない時代になった」と指摘。「状況の変化を踏まえ、見直すべき点について、有識者の皆様の意見を忌憚なくうかがい、よりよい標準約款にしていきたい」と述べた。会合では、日本旅行業協会(JATA)が観光庁に提出した要望書をもとに、見直しを検討。JATA側から要望書の内...