アメリカン航空、第1四半期は赤字幅縮小−燃油高騰で座席減も
アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーション(AMR)は、2011年第1四半期の決算で前年比9.2%増の55億3300万米ドルの売上高を計上し、純損失は前年の5億500万米ドルから4億3600万米ドルに縮小した。売上高のうち、AAの旅客事業は7.9%増の41億3400万米ドルであった。AMRでは、現在の経営環境について燃油価格の高騰が最大の課題と指摘。第1四半期の燃油費は24%増となっており、AMRは売上高の拡大や提供座席数の削減、燃油費以外の運営経費の削減などの取り組みで対応を進める...