地震、状況把握が急務、訪日外客へのサポートも−キャンセル相談も多く
観光庁は現在、東北地方太平洋沖地震による観光への影響を取りまとめている。それによると、3月15日09時45分現在で、震災地域を訪れていたと思われる日本人旅行者数は約4100人。そのうち安否確認済みであるのは約1600人で、約2500人が安否確認中という。この数値は日本旅行業協会(JATA)の聞き取り調査によるもので、主要旅行業者数社のみの数値。12日から聞き取りを始めているものの、各社が地震対応に追われており回答が得にくい状況といい、現地訪問中の旅行者数はさらに多いものと見られる。こうしたなか、観光...