旅館業の「ものさし」 厚労省が職能評価基準策定

厚生労働省はこのほど、職員の業務能力を客観的に評価する「職業能力評価基準」を、旅館業においても策定した。12月24日から公開している。職業能力評価基準は、業務に必要な技術や知識をキャリア別に設定したもので、いわば能力評価の「ものさし」。観光立国推進に欠かせない旅館業界の人材力の底上げを目指して、旅館3団体の協力のもと策定された。接客サービス▽調理▽営業・マーケティング▽旅館管理の4職種(10職務)で策定。職種・職務ごとの遂行すべき能力項目について、担当者から組織・部門の責任者まで4つのレベル区分を設...