羽田特集:旅行会社の戦略(2)地方需要の取り込み、課題への模索続く

  • 2010年10月26日

各旅行会社とも羽田商品化にあたっては初めての試みの部分も多く、手探りという状態にあるのも事実だ。羽田国際線の便数がまだ限定的ななか、どれだけの需要が見込めるのか。首都圏のみならず地方の需要も含めて、羽田国際化が海外旅行市場の活性化にどれほど貢献しうるものなのか。旅行会社の模索が続いている。発着時間によって地方発羽田商品に限界も 羽田国際化における大きな目論見のひとつは、羽田の国内線を利用した地方需要の取り込みだ。方面によっては想定以上の地方需要の取り込みに成功しているというANAセールスの実...