JALは「国際国内ともに発展」へ−稲盛会長、再建可能性を強調
日本航空(JL)会長に2月1日付けで就任した稲盛和夫氏は、同日の会見で安全性を最重要視しながら早急に再建を実現する方針を語った。現在のところJLの将来像やその実現に向けた方策は、外航との提携先などを含めて「着任したばかりで固まっていない」状態。しかし、企業再生支援機構による事業再生計画案については、「航空業界はまったくの素人」であるものの「長く経営に携わった身として、確実に実行に移せば再建は十分に可能」と強調。また、JL社長に就任した大西賢氏は、「JLはいまだに『親方日の丸』の体質を引きずっていると...