JTB中部、多言語観光推進に向けた実証実験を開始−訪日外客の利便性向上へ
JTB中部はこのほど、駅探、情報通信研究機構と共同で、中部圏の多言語観光推進プロジェクトの実証実験を開始した。これは、自動音声翻訳技術の精度向上と同技術を活用した地域観光振興を進めるため総務省が取組むプロジェクトで、北海道、関東、中部、関西、九州で展開している。中部地域では1月5日から2月28日まで、約310台の携帯端末を旅館やホテル、観光施設など約110施設に設置し、外国人観光客とのコミュニケーションツールとしての有効性を調査する。携帯端末には、日本語と英語、中国語、韓国語を相互に文字と音声で翻訳...