取材ノート:2010年の海外旅行は増加傾向、意欲を顕在需要へ−動向予測

  • 2009年12月25日

財団法人日本交通公社(JTBF)の「第19回旅行動向シンポジウム」で、JTBF主任研究員の黒須宏志氏は「積極性は強まってきている」とし、2010年の海外旅行市場は前年比7.4%増の1660万人と予想した。2009年は厳しい年となったが、消費者の旅行意欲はデフレや円高による割安感により上向いているという。定額給付金の使い道として余暇・レジャーに支出をした人は17.7%、うち7割近くが旅行に使ったという調査結果や、旅行に対する「機会や支出を増やしている」「暮らし向きの変化に関わらず大切にしている」という...