新型インフルエンザ時代の旅−旅行医学とヘルスツーリズムの可能性
インフルエンザの流行期である冬を迎えたが、懸念していた新型インフルエンザによる旅行手控えの大きな動きは今のところはみられない。ただし、新型インフルエンザにより旅行需要が停滞した今年、これ以上の影響を避けなければならず、そのためには正しい対策と啓蒙が必要になる。11月24日に日本ヘルスツーリズム振興機構が開催したシンポジウムでは、日本渡航医学会副理事長で渡航医学センター代表取締役、渡航医学センター・西新橋クリニック院長の大越裕文氏が「新型インフルエンザ時代の安心・安全の旅を考える」と題した特別講演を実...