全日空も成田・関空路線の休減便など検討−緊急収支改善策を策定
全日空(NH)は、事業計画を修正し、需要に応じて休減便を実施する方針だ。景気低迷や新型インフルエンザなどの影響で航空需要が減退するなか、7月1日に「09年度緊急収支改善策」を発表。これは、需給適合の強化、人件費の削減などによる生産量に応じた柔軟な費用圧縮、一般調達コストの削減、新たな有料付加価値サービスの導入を骨子としている。休減便については、国土交通省が発着枠に関する規制「U/L(Use it or Lose it)ルール」を一時停止したことを活用する方針。このルールの一時停止は需要低迷によって航...