ブームの兆し、「産業遺産」(4)甲州ワインの試み(山梨県甲州市勝沼町)

  • 2009年1月29日

今回紹介するのは、日本を代表するワインの産地、山梨県の勝沼(2005年11月に合併して甲州市)。現在、国産ワイン生産量の約4割を占める山梨県のなかでも、甲州市には40軒以上のワイナリーがあり、その多くは勝沼周辺にある。多くのワイナリーで観光客を受け入れており、欧米のようなワインツーリズムが楽しめるスポットだ。観光ブドウ園とあわせると、年間150万人を集める有数の観光地となっている。そんな勝沼では特産のワインと産業遺産をレンタルするユニークな取り組みをはじめた。すでに観光地として人気のあるスポットも、...