IATA、6月の国際線旅客輸送実績は3.8%増−伸び率は5年ぶりの低水準

  • 2008年8月7日

国際航空運送協会(IATA)によると、2008年6月の国際線旅客輸送実績をあらわす有償旅客キロ(RPK)は前年比3.8%増であった。この伸び率はSARSの影響を受けた2003年以来最も低い水準で、前年の5.4%増から1.6ポイント減となった。座席供給量をあらわす有効座席キロ(ASK)は5.5%増加しており、ロードファクターは1.2ポイント減の77.6%となった。アジア・太平洋地域の航空会社では、長距離路線のデスティネーションの経済が弱含みであったことやインフレなどの影響を受け、ASKの4.9%増に対...