全日空、座席供給量6.4%減、路線再編を正式決定−20億円超の費用減見込む
全日空(NH)は8月6日、路線の再編を正式に発表した。国際線と国内線の合計で運休が3路線、増便が1路線、減便が8路線、機材変更が5路線で、座席供給量をあらわす有効座席キロは全体で6.4%減となる。国際線では中部/台北線と関空/グアム線を運休するほか、中部/広州線、成田/広州線、羽田/虹橋線で運航機材を縮小する。収支改善の効果としては、年度内は20億円から30億円のコスト削減効果を見込んでいるものの、減便による減収と相殺され、決算数値に効果が出るのは来年度以降との予測だ。今回の路線再編は、燃油価格の高...