IATA、完全Eチケット化は08年5月末に延期
国際航空運送協会(IATA)は、今年12月末を目標としていた全世界の完全Eチケット化の期限を、2008年5月31日末に延期した。6月4日の年次総会で決議した。Eチケットへの完全移行にあたり、3.5%の変換が見込めず、このうち2.4%がインターライン合意ができないことによるもの。また、旧ロシア地域では07年4月現在で16%、07年12月末でも66%の普及率と見込んでいる。その他の地域の状況は、07年4月現在で北アジアが91%、アジア・太平洋地域が69%、アメリカが93%で、世界全体では80%。07年1...