スペイン、「ビスカヤ橋」が国内で39ヶ所目の世界遺産に登録
スペイン北部バスク州ビルバオ郊外にある「ビスカヤ橋」が、ユネスコ世界遺産に登録された。これはバスク州初のユネスコ世界遺産登録で、フランスと共通で登録されている「ピレネー山脈ペルディド山一帯を含めるとスペインで39ヶ所目の登録となる。「ビスカヤ橋」は、ビルバオ郊外のイバイサバル川に架かる橋で、ポルトゥガルテとゲチョを結んでいる。人や車を運搬するためにゴンドラが吊り下げられた世界初の運搬橋で、1893年7月28日開通した。全長160メートルのこの橋は川の両岸に置かれた2つの鉄塔の主塔から伸びるケーブルで...