IATA、燃油費高騰で航空業界の05年は損失74億米ドルの見通し

  • 2008年9月13日

国際航空運送協会(IATA)はこのほど、燃油費の高騰を理由として2005年の航空業界全体の純損益予想を修正し、74億米ドル(約8160億円)の損失とした。IATAは5月の時点で、1バレルあたり平均47米ドルとして60億米ドル(約6620億円)の損失という見通しを公表していた。修正は原油1バレルあたり57米ドルと、このところの原油価格の高騰を反映したものだ。IATAでは原油1バレルあたり1ドル上昇した場合、航空業界としては10億米ドル(約1100億円)のコスト負担となると試算。「コスト削減と効率性の向...