JOPA、クルーズ客船の消費動向調査、効果は経済的と社会的の2つを重視
日本外航客船協会(JOPA)はこのほど、日本国内での港湾、観光地の経済波及効果、乗船客の意見と要望、港湾の地元住民の認識など、クルーズ客船の総合的な消費動向調査を実施した。調査にあたった財団法人日本交通公社主任研究員の黒須宏志氏はクルーズ船の2つの効果を指摘。経済効果として、ツアー、自由行動、買い物など直接的な船客消費と、地域情報の発信や交流機会の増大など社会的効果を挙げる。このうち船客消費についてはにっぽん丸のゴールデンウィーク日本一周クルーズの4港湾において乗客にアンケート形式で実施。こうした結...