外務省は23日、9月15日から訪日団体観光のビザ発給の対象地域に4省1市を新たに指定することを決定した。これは、中国の団体観光ビザ拡大について日本・中国両政府間で検討が進めていたもの。既に6月下旬に今回の措置について日本政府として発表、先ごろ会見した国土交通省総合観光政策審議官の鷲頭氏も日中政府間での手続きが最終段階であることを語っていた。なお、新たなビザ発給の対象地域となる4省1市は江蘇省、浙江省、山東省、遼寧省、天津市で、約2億6320万人の人口を抱えている。...