IATA、6月の定期航空会社の輸送実績は通常期のレベルに回復

  • 2003年8月5日

国際航空運送協会(IATA)によると、2003年6月の定期航空会社の輸送実績は有償旅客キロメートル(RPK)が前年比11.8%減、有効座席キロメートル(ASK)が9.6%減であった。ロードファクターは73.7%と5月の65.0%から通常期のレベルまで復調し、回復の兆しが鮮明に表れている。SARSの影響を受けたアジア・太平洋地区はRPKが35.8%減、ASKが27.2%減となり、先月の実績(RPKが50.8%減、ASKが30.7%減)から大きく回復した。ただし、全世界の供給量は27.2%減であり、今後...