IATA、6月の定期航空会社の輸送実績は通常期のレベルに回復
国際航空運送協会(IATA)によると、2003年6月の定期航空会社の輸送実績は有償旅客キロメートル(RPK)が前年比11.8%減、有効座席キロメートル(ASK)が9.6%減であった。ロードファクターは73.7%と5月の65.0%から通常期のレベルまで復調し、回復の兆しが鮮明に表れている。SARSの影響を受けたアジア・太平洋地区はRPKが35.8%減、ASKが27.2%減となり、先月の実績(RPKが50.8%減、ASKが30.7%減)から大きく回復した。ただし、全世界の供給量は27.2%減であり、今後は需給を含めた動向が焦点となりそうだ。
なお、1月から6月までの輸送実績はRPKが7.1%減、ASKが0.6%減、特にアジア・太平洋地区はRPKが15.6%減、ASKが2.3%減となった。6月、および上半期の方面別定期航空会社の輸送実績は下記の通り。
▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績(5月)/RPK/ASK
ヨーロッパ 5.5%減/4.1%減
北米 20.6%減/19.0%減
南米 2.0%増/1.9%増
アジア・太平洋 50.8%減/30.7%減
中東 1.6%減/11.6%減
アフリカ 0.1%減/7.7%増
全体 21.0%減/12.6%減
なお、1月から6月までの輸送実績はRPKが7.1%減、ASKが0.6%減、特にアジア・太平洋地区はRPKが15.6%減、ASKが2.3%減となった。6月、および上半期の方面別定期航空会社の輸送実績は下記の通り。
▽方面別定期航空会社の旅客輸送実績(5月)/RPK/ASK
ヨーロッパ 5.5%減/4.1%減
北米 20.6%減/19.0%減
南米 2.0%増/1.9%増
アジア・太平洋 50.8%減/30.7%減
中東 1.6%減/11.6%減
アフリカ 0.1%減/7.7%増
全体 21.0%減/12.6%減