日本旅行医学会、第2回大会でSARSの情報も提供
日本旅行医学会は第2回日本旅行医学会大会を開催した。今回は旅行と健康増進をテーマとした討論を行う予定に加え、重症急性呼吸器症候群(SARS)の情報も提供するよう配慮された。大会の冒頭に国土交通省総合政策局観光部旅行振興課長の田端浩氏は「近年は旅行中の健康に気を配る旅客が多い。またSARSの流行では産業界と学会の協力で旅行者への理解を図る協調体制をとり、需要回復につなげたい」とし、業界と学会の関係の重要性を改めてアピールした。また日本旅行業協会(JATA)副会長の古木康太郎氏は「旅行業界では安心、安全...