ドイツ、ハンブルグ港に潜水艦が船博物館として登場

  • 2002年9月12日

ハンブルグ港の周辺は大小さまざまな遊覧船で賑わう「ザンクト・パウリ桟橋」から上流方向にかけて帆船や消防船、貨物船などの船博物館が並ぶ観光スポットである。その観光スポットに10月から世界最大の非原子力ロシア潜水艦U-434が新たに公開される予定だ。ハンブルグ港の倉庫近くに係留され、船博物館の一つとして活躍する。かつてスパイ活動に携わっていた同潜水艦は、冷戦時代の最前線を物語る船内の様子だけでなく、現在も高い技術を備えているものをそのまま見学できるため注目されている。長さ92メートル、幅9メートル、高さ...