ドイツ【サステナブル・ワインツーリズム】視察②若きワインの造り手たちはブドウ造りも食やツーリズムへの取り組みも積極的
ドイツ・ワインインスティトゥートが実施したモーゼル地方とラインヘッセン地方の視察旅行レポートの後編。若きワインの造り手たちのサステナブルな取り組みや食や宿泊にも事業を広げる積極的な姿勢を紹介する。モーゼルの真ん中にある「Zur Römerkelter(ツァー・レーマーケルター)」は、前編に登場したDr.Frey と同じ1985年に設立されたビオ生産者団体のecovinに属している。1981年生まれの現オーナーのティモ・ディーンハルト氏が案内する畑は父親の代から除草剤の使用をしておらず、野生のハーブや...