12月の延べ宿泊者数5582万人、外国人宿泊者数は7割が三大都市圏
観光庁が1月31日に発表した宿泊旅行統計調査2024年12月第1次速報によると、12月の延べ宿泊者数は5582万人(前年同月比106.3%)だった。その内、日本人宿泊者数は4053万人(同101.4%)、外国人宿泊者数は1529万人(同121.9%)となっており、好調なインバウンドが牽引した。
同日には11月第2次速報も発表された。都道府県別延べ宿泊者数の前年からの伸び率では、10月に続き鳥取が前年同月比+38.3%でトップに、以降、徳島+25.3%、石川+24.7%、北海道+13.2%、長野+13.0%と続いた。
11月の三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数は、三大都市圏が1031万人(構成比69.7%)、地方部が448万人(同30.3%)。19年同月の構成比は三大都市圏66.5%、地方部33.5%となっており、地方誘客に課題を残している。