福島県が「福島空港乗継キャンペーン」、ツアー利用もキャッシュバック

  • 2022年6月16日
  • 出典:トラベルニュース社

福島県は6月6日から「福島空港乗継キャンペーン(乗キャン)」を始めた。福島―大阪・伊丹線を乗継利用する沖縄、九州、四国の各空港発着便の利用者が対象で、一人片道5千円のキャッシュバックまたは、福島空港ターミナルビル内で利用できる共通利用券5千円分をプレゼントする。旅行会社のツアーなどでも対象になる。

乗キャンは、大阪・伊丹空港以西の地域との相互交流を喚起しようと初めて実施。伊丹―福島には直行便が運航しており、伊丹空港に乗り入れている沖縄(那覇)、九州(福岡・長崎・大分・熊本・宮崎・鹿児島)、四国(松山・高知)の各路線の搭乗者が対象になる。片道利用で一人5千円、往復利用で1万円を先着1万人に贈る。8月31日搭乗分まで。

利用日当日、福島空港ターミナルビル1階のキャンペーン専用カウンターで受け付ける。乗継利用が確認できる航空券などを提示し、受領書に氏名等を記入することでプレゼントが受け取れる。現金もしくは、同ターミナルビルの飲食店や物販店で使える共通利用券を選択できる。

伊丹線の乗継利用であれば、一般旅客はもちろん旅行ツアー客であっても乗キャンの対象になる。福島県担当者は「福島空港は来年、開港30周年を迎えます。乗キャンは、そのプレイベントしての第一弾です。東北にお越しいただく機会が少ない沖縄、九州、四国の方々にぜひお越しいただきですし、コロナが落ち着き始めた今、県民の皆さんも福島空港から旅行に出かけてほしいと思っています」。

なお、福島県では近く、福島空港レンタカー24時間「1000円キャンペーン」もスタートさせる。福島空港往復利用で県内宿泊施設を利用すると、コンパクトクラスのレンタカーが最初の24時間1千円で利用できるもので、県では空港拠点の周遊観光を促したいとしている。

情報提供:トラベルニュース社