ドバイ、アラビアン・トラベル・マーケット開催を報告、日本からは9社の旅行会社が参加
ドバイ経済観光庁は5月9日から12日までUAEで開催されたアラビアン・トラベル・マーケット(ATM)の実施報告をおこなった。日本からは9社9名の旅行会社がATMおよび視察ツアーに参加。
ATMは今年で29回目を迎える中東を代表する国際的な旅行・観光イベント。今年は「国際旅行と観光の未来」をテーマに旅行、交通、観光、ホスピタリティ、イベント、アトラクションなどの分野で現在のトレンドについてセッションやイベントを実施。ドバイ世界貿易センターの9つのホールに1500以上の出展者と112のデスティネーションから2万3000人以上の業界関係者が参加し商談をおこなった。
参加したATI代表取締役社長の田中國智氏は「ドバイへの入国については、ワクチン接種済を条件に事前にPCR検査を受ける必要がなく、ドバイ入国時にもパスポートのチェックだけであっという間に入国できました。非常にスムーズな体制が整っており、今回のツアーに参加し、今後ドバイの良さをアピールしていく責任を感じました。」とコメント。
そのほかの参加者からは「ドバイを訪れる前は、お金がないと話にならない場所と思っていました。でも、そうでもなくファミリーから女子旅、ハネムーンなどいろいろな顧客ニーズに応えられる要素があることがわかりました。 エミレーツ航空(EK)を使ったストップオーバーでの滞在よりも、断然、ドバイを目的地としてドバイを満喫するべきだと今回強く感じました!」と参加した感想を述べている。
尚、ドバイは2020年7月から海外からの渡航客を受け入れており、2021年10月から開催されたドバイ万博には世界各国から約2400万人が来場している。また2022年1月~3月には海外から397万人の訪問者数を記録、ホテル稼働率は82%で世界1位となっている。