JTB・大阪観光局の連携第1弾、大阪と全国・世界をつなぐ「難波観光案内所」オープン
「難波観光案内所・総合インフォメーションセンターなんば」が4月1日、南海なんば駅2階の中央改札口近くのJTB大阪なんば店内(大阪市中央区)に移転オープンした。大阪観光局とJTBの包括連携協定に伴う事業の第1弾。
4月4日に行われた移転セレモニーで、大阪観光局の溝畑宏理事長は「コロナ禍のなか、大阪から経済再生に向けて道を開いていこうという思いから、『大阪元気』をスローガンにして頑張っていく」とし、「その反転攻勢に向けての重要なポイントとなる難波に案内所を設けることは意義深い」と案内所開設の意義を強調した。
加えて「屈指のノウハウ、ホスピタリティをお持ちのJTBの皆さんと一緒に大阪の元気を発信し、日本の経済を健全な姿に戻していけるよう頑張りたい」と語った。
JTBの北村豪西日本エリア広域代表は「大阪の観光はもとより、日本各地へ周遊する一大拠点であり、ハブ機能を有しているのがこの観光案内所。大阪観光局とより連携を密にし、大阪と日本各地、大阪と世界各地をつなげることで、大阪の観光振興や経済活性化に貢献していきたい」と決意を示した。
難波総合案内所は、JTB店舗内にあることで、観光情報を得るだけでなく、交通・宿泊・ツアー予約と購入も可能。観光案内や旅行に関する相談対応やモデルコースの紹介、チケット販売などのサービスを多言語で提供する。
移転セレモニーには、アイドルグループNMB48メンバーの出口結菜さんとイ・シヨンさんもゲスト参加した。
移転オープンセレモニーで
出口さんは「大阪と言えば『食』なので、SNSを使って大阪の食の情報を拡散したい」、イ・シヨンさんは「日本語がわからない観光客にとって多言語で対応できる観光案内所はありがたいと思います」と話していた。
情報提供:トラベルニュース社