【マレーシア現地レポート】開国近づき新名所もぞくぞくオープン、理想のオペレーター像とは?

  • 2022年3月17日

 こんにちは。私は東南アジア8ヵ国でインバウンドとアウトバンドをおこなっておりますS.M.Iトラベルの山賀美穂と申します。今年もマレーシアの現状を現地よりお届けしたいと思います。マレーシアは3度のロックダウンを経て街は日常を取り戻しています。(※2022年3月3日時点の情報です)

ブキビンタン通り

マレーシアの入国条件、ワクチン接種状況

 4月1日より段階的に国境が再開されます。ワクチン接種完了者は入国後の隔離は不要となります。ただし出発前48時間以内のPCR検査と到着後24時間以内の抗原検査が必要です。

 ワクチン接種完了は基本的には2回接種となりますが、4月1日以降は18歳以上で最初の2度の接種がシノバック製の場合、または60歳以上の場合、ブースター接種の完了で接種完了となります。

 健康上の理由などでワクチン未接種者は引き続き入国後5日間の隔離が必要となります。

 マレーシアのワクチン接種状況ですが、国民全体の2回接種完了者が78%に達しています。年代別では18歳以上の2回接種完了者が97%、ブースター接種完了者が62%となっており、5~11歳は1回目接種者が26%という状況です。

 感染拡大防止策としてワクチン接種者と未接種者で日常生活に区別がされています。レストランなどでの店内飲食、テーマパークの利用、ホテルへの宿泊などにはワクチン接種証明書が必要で、追跡アプリ「マイセジャトラ」でデジタル証明書を提示します。

追跡アプリ内「デジタルワクチン証明書」

 このように未接種者と区別をつける事で、ワクチン接種を推奨する政策をおこなっていますが、基礎疾患など体調面不安で接種を避けるべきと医師が判断した場合はワクチン免除証明書が発行されます。ただしワクチン免除証明書の取得は難易度が高いと言われています。尚、18歳以下の子供は同行する大人に付随されます。

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