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オーストラリア、オーストラリア入国後の隔離、検査規定について

  • 2022年2月25日
  • 出典:OTOA

2022年2月21日より、そのオーストラリア入国制限が全世界からのワクチン接種完了者に対象を拡大、約2年ぶりにオーストラリアの国境が全面的に開放されることになりました。

オーストラリアは6つの州と2つの準州からなる連邦国家であり、各州・準州政府が強い権限を持っています。

よって、オーストラリア到着後の入州・隔離・検査規定はその州・準州政府が決定、各州・準州により異なり、また国内・海外からの入州でも異なりますので注意が必要です。

以前は州・準州によって大きく異なり、厳格な隔離、検査規定を設けていた州・準州もありましたが、現在は西オーストラリア州を除いて大幅に緩和され、隔離無しで入州可能になっています。

最も厳格で国内の他州に対しても州境閉鎖を行っていた西オーストラリア州も、2022年3月03日より隔離無しの入州を含む、大幅に規制が緩和される予定です。

■ 州・準州ごとの到着後隔離・検査義務

下記の州境移動の制限は、ワクチン接種完了者に対する制限内容となり、ワクチン接種を完了していない人に対しては、別途制限がある場合もあります。

◎ ニューサウスウェールズ州(シドニーなど)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

* ニューサウスウェールズ州到着後、24時間以内に迅速抗原検査(Rapid Antigen Test)を行うこと。

* 陰性結果が出るまでは自宅または宿泊施設で隔離を行うこと。

◎ ビクトリア州(メルボルンなど)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

* ビクトリア州到着後、24時間以内に迅速抗原検査(Rapid Antigen Test)を行うこと。

 (PCR検査でも可)

* 陰性結果が出るまでは自宅または宿泊施設で隔離を行うこと。

◎ クイーンズランド州(ゴールドコースト、ケアンズなど)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

* クイーンズランド州到着後、24時間以内に迅速抗原検査(Rapid Antigen Test)を行うこと。

* 陰性結果が出るまでは自宅または宿泊施設で隔離を行うこと。

◎ 西オーストラリア州(パースなど)

〔国内から到着〕

* G2G PASSのオンライン申請して入州許可を得る。

* 到着後7日間の要件を満たした施設で自己検疫すること。

〔海外から到着〕

* G2G PASSのオンライン申請して入州許可を得る。

* ワクチンを3回接種完了している場合は、到着後7日間の要件を満たした施設で自己検疫すること。

* 到着後24時間以内にPCRまたはRATを実施し、6日目以降にPCRテストを実施するか、

 検疫期間の7日目以降にRATを実施すること。

◎ タスマニア州(ホバートなど)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

 隔離・検査義務なし。

◎ 南オーストラリア州(アデレードなど)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

* 南オーストラリア州到着後、24時間以内にPCR検査を行うこと。

* 陰性結果が出るまでは自宅または宿泊施設で隔離を行うこと。

◎ ノーザンテリトリー準州(エアーズロック、ダーウィンなど)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

 隔離・検査義務なし。

◎ オーストラリア首都特別区(キャンベラ)

〔国内から到着〕

 隔離・検査義務なし。

〔海外から到着〕

* オーストラリア首都特別区到着後、24時間以内に迅速抗原検査(Rapid Antigen Test)を行うこと。

 (PCR検査でも可)

* 陰性結果が出るまでは自宅で隔離を行うこと。

以上、ご注意ください。

★ 本情報の注意事項

掲載されている情報は執筆時のものです。特に新型コロナウィルスの水際対策に関して、日々手続き、対策は変化していますので、現在の状況と異なっている場合もあります。

提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社および執筆者は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください

情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会