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東京観光財団と大阪観光局が包括連携、観光復活と大阪万博成功へ

 東京観光財団と大阪観光局は12月13日、東京・丸の内のイベントスペースで「包括連携協定」の締結式を行った。コロナ禍からの観光復活と2025年の大阪・関西万博の成功に向け共同プロモーションやマーケティング、持続可能な観光の確立などに連携して取り組む。

溝畑理事長(左)と金子理事長

 東京観光財団の金子眞吾理事長(凸版印刷会長)は「パンデミックの影響でインバウンドの東西のゲートウェイである東京と大阪は大きな打撃受けています。一方で国際観光再開には脱炭素の取り組みは待ったなしです。我々には観光経済の復活と脱炭素というアクセルとブレーキのバランスが求められています。包括的な連携で難局を乗り切るための知恵を合わせたい。両者が力を合わせ日本の観光をリードし成長、発展につなげたい」と連携の目的を説明した。

 大阪観光局の溝畑宏理事長は「2022年を観光復活の年としたい。東京、大阪という観光の二大巨頭で日本観光復活の大きな起爆剤になりたい。LGBTQの受け入れやユニバーサルツーリズムの促進、SDGsなどの面でも牽引したい」と抱負を述べた。


情報提供:トラベルニュース社