モルディブ観光局CEOモハメド氏に聞く、観光産業は順調に回復、日本人の受け入れも準備万端

  • 2021年12月16日

ハネムーン、ダイビングに加えて多様な体験を訴求
安心安全のデスティネーションをアピール

—日本の旅行会社に期待するところを教えてください。

モハメド 日本の旅行会社には、これまでとは異なるモルディブのプロダクトや体験をそれぞれのお客様に紹介していただきたいと思っています。そのためにも、モルディブ政府観光局は最新の情報を提供していきます。また、日本の旅行者に安心して訪問していただくために、最新の旅行ガイドラインや規制も伝えていく必要があると思っています。

 モルディブは、そのユニークな地理的特徴から、意図しなくてもソーシャルディスタンスが確保できる場所です。世界でも最も安全なディステネーションのひとつでしょう。日本の旅行会社には、その特徴をお客様に伝えていただきたい。到着後の隔離措置はありません。旅行会社にとっても、販売しやすいデスティネーションになっていると思います。

—日本の旅行業界とどのような関係を築いていくのか、お聞かせください。

モハメド 直近では、モルディブ観光省およびゲストハウス協会と共に、日本市場向け観光フォーラムに参加しました。これは、日本のモルディブ大使館およびモルディブ外務省が主催したバーチャルセッションです。そのなかで、モルディブ政府観光局は、日本語でモルディブの美しい自然を紹介しました。

 今後は、日本の旅行会社向けにウェビナーを開催し、バーチャルでもリアルでも商談会にも積極的に参加していきたいと考えています。また、モルディブが注目されるようなユニークなマーケティングキャンペーンも展開していく計画です。モルディブ政府観光局の日本におけるマーケティング活動が最大限に成果を出すために、日本の旅行会社からは活発なご提案を頂きたいと思います。

—最後に、トラベルビジョンの読者である日本の観光事業者に向けてメッセージをお願いします。

モハメド モルディブは、日本の旅行者を迎え入れる準備を整えています。日本の水際対策が緩和されたら、ぜひモルディブの太陽やビーチを楽しんでいただきたいと思っています。これまでにないバケーション、そして長期的なワーケーションをお望みなら、モルディブがその願いを叶えます。

—ありがとうございました。