名鉄観光サービスが「修学旅行キャンセル保険」、個人単位で補償
名鉄観光サービス(拝郷寿夫社長)はこのほど、「修学旅⾏キャンセル保険」の提供を始めた。新型コロナの濃厚接触者をはじめ旅行参加ができなかった場合のキャンセル料を補償。保護者が任意で加入可能にすることで個人単位でのサポートに対応する。
コロナの影響による修学旅行の中止・延期の場合のキャンセル料は、学校単位では「新型コロナウイルス感染症対応地⽅創⽣臨時交付⾦」での対応が通常。一方で、⽣徒個⼈の事情による不参加は交付⾦の対象にならない場合が多く、個人単位での補償を求めるニーズに対応しようと、今回、損害保険ジャパン子会社で少額短期保険業のMysuranceと連携してサービス提供を決めた。
修学旅行や林間学校などの学校行事の国内旅行の際、⽣徒の病気やケガ、家族などのコロナ感染による濃厚接触者に該当するなどで参加できないが補償対象。発⽣したキャンセル料にキャンセル事由に応じた補償割合を乗じた⾦額を保険金として給付する。
生徒の保護者が任意で契約でき、同社が取扱代理店として旅⾏を受託した学校単位で保護者へ販売する。
情報提供:トラベルニュース社