成田空港、8月の国際線旅客はオリンピックで前年の約2倍に
成田国際空港は8月の空港利用状況を発表した。旅客数は国内線が前年比65%増の26万7325人、国際線は92%増の11万2959人だった。
国内線旅客数はコロナ前の2019年8月比だと44%の減少。LCC各社の復便により6割まで回復した。国際線は東京2020オリンピックに伴う入国者増で、旅客数・発着回数とも前年同月比で大幅に増加した。ただ、2019年8月と比べると旅客数は94%減となっている。
航空機の発着回数は前年比24%増の9415回だった。国際線の貨物便発着回数は2020年4月以降17カ月連続で前年を上回り、8月として過去最多の3090回(前年比17%増)だった。2019年8月と比べても86%増と大幅に伸びている。
国際線は旅客便の運休や減便による貨物スペースの減少により、貨物臨時便が多数運航されている。
情報提供:トラベルニュース社