東京・新豊洲のアートミュージアム「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」に10月8日、京都発のヴィーガンラーメン店「Vegan Ramen UZU Tokyo」と、ミュージアムの作品で使用したランを販売する花屋がオープンした。いずれもミュージアムの外にあり、入館しなくても利用できる。

お花畑を食べている感じ

　試食会でメニューの1つヴィーガンラーメン花（冷）を御馳走になった。残暑で日差しの厳しい日で事前に注文しておいたのが冷たいラーメンでよかった。

　事前に資料画像で見ていて驚かなかったけど、食べられる花と野菜の華やかな盛り付けがガラスの器の上に盛り上がっていて、その下にラーメンは見えなかった。箸をつけるのを躊躇するくらいにラーメン花はアートのようで、8日は多くの人がインスタグラムなどSNSに画像をアップするんだろう。

　箸を突っ込みラーメンを引っ張り出して、花と一緒に食べた。お花畑を食べている気分だった。花と野菜は思った以上にしっかりとした触感があって食べごたえもありおいしかった。

　花屋については案内してくれたチームラボの広報担当者の話しが印象に残った。実際にランを持ち帰り、枯れたようにみえるランに毎日水をやり、東京の冬を乗り越えたランが長い時間を経た8月の末に突然、再び花をつけた体験をした。

　入籍を予定していた朝のことだったそうで、ひとしおだった感激が伝わってきた。

情報提供：トラベルニュース社