Googleのアップデートで旅行記事のタイトルが変わる?-RT Collection 柴田真人氏寄稿
実際どのようにGoogleによるタイトル生成がされているのかを具体例を挙げてみたいと思います。まずは旅行以外の例から紹介します。※パソコンとスマホでタイトル表示が異なる場合があります。
例)国民生活センターのホームページ検索キーワード:「国民生活センター 副業」オリジナル記事のタイトル:「在宅スマホ副業で7日で20万円稼げる人続出中!」などとうたう事業者に関する注意喚起Google検索結果に表示されているタイトル:在宅スマホ副業で7日で20万円稼げる人続出中!- 国民生活センター
例)消費者庁のホームページ検索キーワード:「消費者庁 1万円」オリジナル記事のタイトル:「誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET!」などとうたい多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起Google検索結果に表示されているタイトル:誰でもたった1分で1万円の現金をラクラクGET!- 消費者庁
このようにGoogleのアルゴリズムによっていくつかの文言が省略され、本来記事が意図する内容とは違ったタイトルで表示されているものがあります。また、タイトルの文末にサイト運営者の名前(国民生活センター、消費者庁)が挿入されているのも特徴的です。
このタイトルのままでは、怪しいサイトなんじゃないか、クリックしたら課金されるんじゃないか、パソコンがウイルス感染しちゃうんじゃないかと思ってしまうかもしれません。サイト運営者側にとっては、誤解を招くことになりかねないため、現在自社のサイトがどのように表示されているのかを確認する作業が必要となり、カッコを省いたり、タイトル内の文章が一続きになるように工夫をしたりして様子を見る必要があります。※Googleはタイトル生成の精度を高めるためにアルゴリズムの調整を今後行っていくと思います。
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