itt TOKYO2024
itt TOKYO2024

「継続は力」若きプロパー支配人の奮闘-八ヶ岳グレイスホテル支配人 小塩智也氏

  • 2021年7月26日

八ヶ岳の自然を活かした環境整備へ
太陽光発電や農園経営でSDGsとコストセーブ実現も

 真夏でも30度を超える日は少ない冷涼な気候の長野県南牧村。首都圏からのアクセスも良く、リゾートとして訪れる人も多い。その受け皿の1つである八ヶ岳グレイスホテルは、毎晩開催する星空観賞会や直営農園で採れた野菜の提供など、地域の特性を活かした独自のコンテンツで人気を集めている。支配人の小塩智也氏は36歳。2003年の立ち上げから18年間同ホテルに勤める生粋のホテリエに話を聞いた。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹)

小塩氏。スタッフと作ったホテル敷地内のブランコにて。
-はじめにホテルとご自身のご紹介をお願いいたします。

小塩智也氏(以下敬称略) 八ヶ岳グレイスホテルは八ヶ岳南麓の野辺山エリアに位置するリゾート型の観光ホテルです。全客室から八ヶ岳が一望でき、目の前にはJR鉄道最高地点である1375メートルの路線ポイントがあります。

 野辺山高原は2013年に日本三選星名所に選ばれた、星好きの方が集まるエリアでもあります。当ホテルでは15年間毎晩、私を含めた3名の「星空案内人」が星空鑑賞会を開催しており、お客様の約9割が参加される人気のイベントとなっています。晴れた夜は敷地内の芝生グラウンドに寝転がって星空を見上げ、雨の日は室内でプラネタリウムを見ていただきます。

 八ヶ岳エリアは都内からのアクセスも良好です。電車なら新宿駅から2時間半、最寄りの野辺山駅からホテルまでは無料の送迎バスを出しています。また、バスタ新宿からは当ホテルの目の前に到着する高速バスも運行されており、約3時間半でご来館いただけます。

この続きを読むには、無料会員登録が必要です。

無料会員登録して、
トラベルビジョンをもっと活用しよう!

会員向け記事が読める
トビィ抽選会に参加できる
コメント投稿ができる
優待情報が閲覧できる
今すぐ無料会員登録