お台場「チームラボボーダレス」が大規模リニューアル、新作品を公開
デジタルアートミュージアム「チームラボボーダレス」(東京・お台場パレットタウン)が7月15日、リニューアルオープンした。開業した2018年以来、初めてとなる大規模リニューアルで「運動の森」や「光の彫刻空間」に新たな作品が登場した。
弾む水の天才ケンケンパ
このうち運動の森に加わった「弾む水の天才ケンケンパ」はクッション上の床を水面に見立て、飛び石状に現れる3色の〇▽□をケンパで進む体感デジタルアート。同じ形や色、中に描かれた魚、蝶、鳥をうまく踏んでいくと最後には壁面に大きな虹を架けることができる。
起伏のある床面を鯨が雄大に泳ぎ、他の作品から逃げ出した蝶が飛ぶ「鼓動する大地」では、自身が描いたトカゲやヤモリ、花々の絵が大地に放たれる。絵は作品に加わるだけでなく、缶バッジやタオル、Tシャツとして購入することができるようになった。
チームラボボーダレスは東京を代表する人気施設でコロナ前の2019年には国内外から約220万人が来場し、世界で最も来館者数の多い単独アーチストの美術館として、ギネス世界記録に認定された。
入館は日時指定の事前予約制。感染症拡大防止策として入館者数を通常の半分に制限している。入館料は大人3200円、中学生以下1000円。現地ではチケット販売していない。
情報提供:トラベルニュース社