函館市でワーケーションを、首都圏企業から体験ツアーの参加募る

  • 2021年7月12日
  • 出典:トラベルニュース社

 北海道函館市は8月24日から、首都圏を中心とする企業を対象にワーケーションを誘致しようと、体験ツアーを実施する。市が持つ観光素材や温泉、食などを楽しみながら仕事に勤しむという函館ならではのライフスタイルを提案する。

 同市では、関係人口の増加や企業誘致につなげようとワーケーション誘致を推進。ツアーは昨年度に続く2回目で、市から委託されたJTB 北海道事業部の旅行企画・実施で展開する。紀行面などから夏こそが函館のワーケーションの魅力を伝えるベストシーズンと捉え、ワーケーションの導入を検討している企業などを対象に参加を募り、ワーケーション環境や立地環境をアピール。滞在中にはセミナーなどを通して企業のワーケーション実施を後押しするほか、地域との交流も図り、リピーター確保やサテライトオフィス開設、移住などにつなげる。

 ツアーは3泊4日と6泊7日の2プランを用意。出発前にはJTBの「函館市ワーケーションコンシェルジュ」がコーディネートを行う。体験プランや同市企業とのマッチング、セミナーなどを現地で実施する。昨年度の体験者からも観光スポットでのリフレッシュや食事の美味しさが業務効率向上につながるなどと高評価を得ていた。

函館の名所を楽しみながら仕事に臨む

 出発日は3泊4日コースは8月24、31日、9月7、14日が平日のみ、9月2、4、9日が土日曜を含む。6泊7日コースは8月24日、9月7、21日の出発。

 旅行代金は3泊4日が1人2万9千円から、6泊7日が1人5万1千円から。いずれも羽田発着。定員は各回10人。

 申し込みは電話011―271―7024か、https://amarys-jtb.jp/hakodateworkation/から。


情報提供:トラベルニュース社