「仙台七夕まつり」2年ぶりに開催、規模は縮小、県外からは来場自粛呼びかけ
宮城県仙台市の夏の風物詩「仙台七夕まつり」が8月6−8日に開かれる。コロナ禍の影響で昨年は中止となり、2年ぶりの開催。開催決定にはこぎつけたが、感染拡大防止のため規模を例年より大幅に縮小しての開催となる。
同まつりは仙台藩祖・伊達政宗の時代から続く伝統行事。毎年この期間、仙台市街地の商店街などに七夕の装飾を施し、例年全国から200万人の来場者が訪れる、東北を代表するまつりのひとつとなっている。
主催する仙台七夕まつり協賛会は7月2日に協議し、今年の開催を正式に決定。飾りの規模を大幅に縮小するほか、県外からの来場自粛を呼びかけての開催となる。
中心部の商店街の飾りは縮小するが、周辺地域の商店街は例年同様の規模で開催を予定。青葉区の勾当台公園市民広場が会場の「おまつり広場」などのイベントは中止し、店頭での飲食物の販売も一部制限するなどの対策をとる。
同協賛会では「安全・安心な形で開催するため、豪華絢爛なまつりの開催は難しく、飾りの規模を縮小して開催することで伝統と文化を継承し来年の盛大な開催につなげたい」とコメントしている。
仙台七夕まつりホームページはhttps://www.sendaitanabata.com/。
規模を縮小しての開催を伝える公式HP
情報提供:トラベルニュース社