シンガポール、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在のシンガポールの最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年6月21日時点の総感染者数は62,414名
■ 行政・その他機関からの発表
シンガポール保健省(MOH)は、新型コロナウイルス感染者が市中感染が落ち着いてきていることから、2021年6月14日より「フェーズ3」に戻し、段階的に規制を緩和する旨を発表。
これを受け、6月14日よりグループ行動は2名から5名となったほか
事前に承認を得たレジャー施設、博物館や公共図書館の収容上限は25%から50%に緩和、
また、屋内外のショー、映画館は、入場前の新型コロナウイルス検査を行う場合100人から250人
へ緩和された。
なお、シンガポール保健省(MOH)は、新型コロナウイルスの市中感染が落ち着いてきているものの、市内のとりわけフードセンターと呼ばれる屋台街にて集団感染が発生していることを鑑み、6月21日からの店内飲食は2名までに限定し可能とした。
■ ワクチン接種・計画状況
6月01日より12歳以上の学生(受験を控える学生を優先)、
6月11日より12歳以上39歳未満の国民の接種予約の受付を開始。
6月14日現在、1回目接種済: 2,700,446名、うち2回接種済: 1,990,940名となっている。
■ 街中の様子
6月に入り、市中感染が落ち着きを見せてきていることから、6月14日よりグループ行動を5名までに緩和いたしましたが、6月21日からの店内飲食再開は2名までと限定的で、また引き続き在宅勤務と在宅学習が中心のため、市内の人出は限定的です。
現在、市内交通機関(MRT、バス)は通常運行となり、市内に大きな混乱は見られません。また、高齢者を中心にワクチン接種が進んでいるために、昨年のサーキットブレーカー時と比較すると、特に週末の人通りも通常時と同様に多く感じられます。
国内の病院は現在まで医療崩壊の状況になく、市内や病院などにも全く混乱は生じておりません。
以上、ご注意ください。