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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (4/25の状況)

  • 2021年4月26日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況

2021年4月06日より、シェンゲン国以外の、アメリカ、イギリス、日本、中国などの国からも、所定の「ワクチン接種証明書」または「完治&抗体保持証明書」を持参し、入国時にPCR検査を受け陰性となれば旅行が可能となる運用が始まっております。

なお、日本で発行の「所定の証明書」については、現在、在日アイスランド大使館に確認中です。

その他詳細は、下記をご参照ください。

https://www.covid.is/categories/travel-to-and-within-iceland

https://www.government.is/news/article/2021/03/25/Regulation-exempting-vaccinated-non-Schengen-travellers-from-travel-restrictions-to-come-into-force-on-6-April/

https://www.icelandreview.com/ask-ir/can-i-travel-to-iceland-post-covid-19-in-2021/

新規陽性者数は国内検査で10名、入国者679名の検査で2名、現在隔離中の感染者134名、入院者は3名、うち集中治療室に入っている人は0名で、死亡者数累計は29名です。

感染の疑いのある国内の自主隔離者数は812名、入国者の自己検疫者数は1,106名で自宅等で経過観察中です。昨年2021年2月28日以降の感染者累計は6,390名、国民の10%弱に相当する32,609名が2回目のワクチン接種を完了しております。

アイスランドでは、過去2週間で10万人につき31.1人が感染しておりますが、この指標を踏まえた検疫規制強化が2021年4月27日より有効となります。

今後国境での検疫措置がさらに厳格になることから、「Storm Hotel」も検疫用施設として利用されます。

→ Government of Iceland / COVID-19: Stricter requirements for quarantine of arriving passengers coming from high-risk areas

 https://www.government.is/news/article/2021/04/23/COVID-19-Stricter-requirements-for-quarantine-of-arriving-passengers-coming-from-high-risk-areas/

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レイキャネス半島のファグラダルスフィアトル火山の噴火が継続しております。

詳細は下記にてご確認ください。

→(106) Volcanic eruption in Iceland! Live - Monday 19th - BOBcam - YouTube

 https://www.youtube.com/watch?v=-A182zOjRnc

■ フェロー諸島の状況

現在の感染者数は1名、これまでの感染者数累計は663名となっています。検疫中の人は3名、入院者は0名、死亡者数累計は1名のままです。これまでPCR検査を受けた累計数は251,001名となっております。国民の10.4%にあたる5,529名がワクチンの接種を終えております。

55歳以上の接種登録が始まり、8月第一週までにワクチン接種が完了する予定です。

2回目のワクチン接種後8日を経過した旅行者は、4月01日以降、到着後即旅行が可能です。

Visit Faroe Islandsが新たなハイキング・ウェブサイトを立ち上げております。

→ Hiking - Hiking(whatson.fo) https://www.whatson.fo/hiking?lang=en

現在、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツ、英国、その他のEU諸国及びシェンゲン協定加盟国の「開放国」に加え、昨年7月21日より日本を含む9ヵ国からの旅行者の入国と旅行が可能です。

ワクチン非接種者は、入国時に「入国前3日以内に受けたPCR検査の要請証明書の提示」が求められ、同時にPCR検査を受け(有料、1人当たり312クローネ)、自己検疫に入り、入国後4日目に再度無料のPCR検査を受け、結果が陰性となれば旅行が可能です。

コペンハーゲンでの同日乗り継ぎや、入国してコペンハーゲンに宿泊した翌日に出国することが可能です。

アトランティック航空のフェロー諸島~コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日4月25日は3便が運航しております。

■ グリーンランド

入国制限が2021年5月02日まで延長され、「承認に値する入国目的」が無い場合、日本からは入国ができません。

現在の感染者は0名、死亡者は0名、累計の感染者数は31名です。これまでPCR検査を受けた累計数は22,036名、国立病院の入院者は0名です。国民の6.5%にあたる4,298名が2回目のワクチン接種を完了しており、8月には接種が完了する見込みです。

東部のイットコットミーでは、18歳以上の住民全員の接種が完了しております。

イルリサットのアイスフィヨルドセンターは、7月02日にオープンする予定です。

やむを得ない入国事由と目的がある場合は、下記より入国許可を事前に取得することが要件となります。

→ 詳細:https://www.sullissivik.gl/

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デンマークでは、日本は引き続き「オレンジ国」となっているため、承認に値する入国目的と入国後の隔離義務があります。

デンマークの現在の感染者数は12,040名、入院者数は181名で、うち40名が集中治療室に入っております。死亡者数は2,475名で、PCR検査を受けた累計数は26,617,487名です。

これまで国民の9.8%にあたる573,551名が2回目のワクチン接種を終えております。

海外渡航禁止、海外からの入国が禁止されております。

トランジットでの入国は引き続き可能ですが、新型コロナウイルスの変異種への感染拡大防止のため、2021年1月18日以降も業務渡航を含め外国人の入国は原則禁止となっております。 

デンマークでの最新の入国検疫要件については、在デンマーク日本大使館、およびデンマーク警視庁のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ

  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

 → デンマーク警視庁のホームぺージ

  https://en.coronasmitte.dk/

以上、ご注意ください。

情報提供:株式会社ヴァイキング日本海外ツアーオペレーター協会