ベトナム、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年4月6日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のベトナムの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年4月05日時点のベトナム国内の総感染者数は2,631名

■ 行政・その他機関からの発表

ハノイ市とハイフォン市の間に位置するハイズオン省では、感染者拡大に伴い、一部で社会隔離が実施されておりましたが、2021年4月01日より同措置を解除しております。

但し、バー、ディスコ、カラオケ、マッサージ、ジム、映画館、ゲームセンターなどの不要不急のサービスは、4月15日まで引き続き営業停止となります。

レストラン、食堂、カフェ等は営業再開が可能ですが、感染防止策を徹底しなければなりません。

現在も観光客の受け入れに関しての目途はたっておりませんが、ベトナム政府は下記3つのフェーズに分けて隔離なしの入国受け入れを計画しております。

〔第1期〕

ベトナム国民向けに「パッケージフライト」を運航する。

パッケージフライトはベトナムの航空会社と旅行会社が管轄機関から承認を得た上で、外交機関と地方自治体とが協力し、運航や入国者の受け入れを手配する形で行う。

パッケージフライトには、航空券の運賃や新型コロナウイルス検査、ホテルでの隔離(15日間)、食事などにかかる費用が含まれる。対象の国際線は航空会社が提案することとし、運航頻度は地方自治体の隔離施設の入国者受け入れ能力に合わせて調整する。

〔第2期〕

パッケージフライトに加え、7月からベトナム国民と外国人向けに国際線定期便を運航する。

まずはベトナム~日本間、ベトナム~韓国間、ベトナム~台湾間の3路線を運航する。これにより、同3ヵ国から週に計24便、6千~7千人の入国者を受け入れる見通しです。

乗客は航空会社または指定されたパートナー企業に航空券の運賃や新型コロナウイルス検査、ホテルでの隔離、食事などを含めたサービス料.を支払うこととなる。

〔第3期〕

「ワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)」の導入とベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの大量接種を想定し、9月からベトナムと一部の国々を結ぶ定期便を通常運航する。

ワクチンパスポートを所持する入国者には、隔離を不要とする見通しです。

これに関連し、ワクチン接種を受けた人々の入国受け入れ再開に向け、保健省は既に情報通信省と主要通信事業者と協力し、ワクチンパスポートに関連する技術的なソリューションシステムの構築を進めている。

■ 観光関連情報

全国の主要観光地はほぼ全て通常通り。(水上人形劇のみクローズ)

■ 街中の様子

全ての都市は外出時のマスク着用の義務以外、通常通りの生活を取り戻しております。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会