訪日再開に向け「まちあるき」「道の駅」受入れ環境整備を支援 観光庁が公募開始
観光庁は3月26日、訪日客ら観光客の受入環境を整備するための「観光地の『まちあるき』の満足度向上整備支援事業」「『道の駅』インバウンド対応拠点化整備事業」の公募を始めた。ウィズ・アフターコロナの訪日旅行再開に備え、整備を促していく。
「まちあるき―」は、訪日客の来訪が多い観光地でICTを活用して多言語案内標識や無料エリアWi―Fiの整備、キャッシュレス決済対応、スマートごみ箱の整備、混雑対策の推進などの観光地の面的な「まるごとインバウンド対応」や、外国人観光案内所の機能強化の支援でまちあるきの満足度の向上を目指すもの。あわせて観光地の非常時の対応能力強化も図る。「道の駅―」も対象が道の駅となるもので、内容はほぼ同様。
整備計画作成主体は「まちあるき」が市区町村、都道府県、観光地域づくり法人で、「道の駅」が道の駅設置・管理者。補助対象事業者は地方公共団体、民間事業者、協議会などで、補助対象経費の2分の1以内を補助する。
公募期間はいずれも7月30日17時まで。
詳しくはhttps://www.mlit.go.jp/kankocho/page08_000115.htmlへ。
情報提供:トラベルニュース社