近ツー、4月より「ニッポン旅列島 東北キャンペーン」 震災10年、復興へ旅で魅力を発信
近畿日本ツーリスト各社は4月から、観光キャンペーン「ニッポン旅列島 東北キャンペーン」をスタートさせる。同時期に始まった東北デスティネーションキャンペーンとも連動、東日本大震災から10年の節目を迎えた東北の魅力を旅を通して伝え、さらなる復興を後押ししていく。
キャンペーンは、東北6県を対象地域に9月まで展開。近ツーとクラブツーリズムの募集型企画旅行商品を設定し、対象商品を申し込んだ人を対象に東北の名産を100人にプレゼントする企画も用意した。
キャンペーンでは、東北の桜▽防災ツーリズム▽旬の花めぐり▽お祭り・イベント▽フルーツ王国東北を味わう▽東北が誇る世界遺産を巡る▽乗り物でめぐる東北旅―の7つのテーマで商品を展開。「東北の桜」では青森・弘前城をはじめ各県の桜の名所を盛り込んだツアーを設定した、「防災ツーリズム」は、宮城県仙台市荒浜地区と名取市閖上地区に残る震災の爪痕を語り部タクシーでたどり“記憶をとどめる”ツアーで、防災を学んでもらう。ホームページ上で特設ページも通年で開設し、防災へにヒントを伝える取り組みも行う。
情報提供:トラベルニュース社