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ベトナム、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年2月26日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のベトナムの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年2月22日時点のベトナム国内の総感染者数は2,383名

■ 行政・その他機関からの発表

* ハノイ市のみ外国人入国者の隔離期間を14日間から21日間(実質22泊)に

 延長しておりましたが、現在14日間(実質15泊)へ戻っております。

* ホーチミン市の幼稚園や小学校、中学校、高校など市内の全ての教育機関において、

 生徒の登校を2月28日まで禁止することが決しております。

* ハノイ市とハイフォン市の間に位置するハイズオン省では、感染者拡大に伴い、

 2021年2月16日~3月02日の14日間、社会隔離が実施されております。

 なお、3月02日以降の対応に関しては、感染者増加数を見ながら決定することになっております。

■ ワクチン接種・計画状況

ベトナム保健省は、英国の製薬大手・アストラゼネカ(AstraZeneca)などが開発する

新型コロナウイルスワクチンの輸入・流通を許可。2021年に新型コロナウイルスワクチン(0.5ml) 3,000万回分をベトナム側に納入する予定です。

1人につき2回の接種を受ける必要があるため、実質1,500万人分となります。

また、米国ファイザー(Pfizer)製ワクチン、米国モデルナ(Moderna)製ワクチン、ロシア製ワクチン、中国製ワクチンの調達に向けて各国と引き続き交渉が行われています。

同国保健省は、外国産ワクチンを調達するほか、

* ナノゲン社(Nanogen)

* 保健省傘下のワクチン医学生物学研究所(IVAC)

* 第1ワクチン生薬製造会社(同VABIOTECH)

* ワクチン生物製剤研究製造センター(同POLYVAC)

の国内4つの組織に国産ワクチンの開発を促しています。

1種類目の国産ワクチンとなるナノゲン社が開発中の新型コロナウイルスワクチン「ナノコバックス」(Nanocovax)は第1期臨床試験を終了しており、2月上旬に第2期臨床試験を開始する予定です。

2種類目の国産ワクチンとなるIVACが開発中の新型コロナウイルスワクチン「コビバック」(Covivac)は第1期臨床試験を実施中で、同試験は2月下旬に終了し、3月中に第2期臨床試験を開始する予定です。

なお、3種類目の国産ワクチンとなるVABIOTECHが開発中の新型コロナウイルスワクチンについては、1~3月期末に第1期臨床試験を開始する予定となっています。

■ 街中の様子、その他

全ての都市において、外出時のマスク着用が義務付けられている以外は、通常通りの生活を取り戻しております。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会