香港、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
「新型コロナウイルス」の影響について、現在の香港の最新情報を以下にお知らせいたします。
■ 感染者状況
2021年2月22日時点の総感染者数は10,869名
■ 営業規制(いずれも2021年3月03日まで有効)
◎ レストラン
05:00~22:00の時間帯のみ、店内での飲食を許可。
1卓の人数制限は4名。収容人数は座席数の50%まで。
◎ 特定商業施設
スポーツ施設、ゲームセンター、エステ、ネイルサロン、マッサージ店、ジム、ボーリングやビリヤード等のアミューズメント施設、映画館等のエンターテイメント施設は、条件付きで再開。
■ 集団制限、及びマスク着用規制(いずれも2021年3月03日まで有効)
* 公共の場所での集団制限は2名まで(違反時は罰金HK$5,000)
* 公共の場、公共交通機関利用時のマスク着用の義務付け(違反時は罰金HK$5,000)
■ 隔離期間における滞在先の変更(11月13日より開始)
* 航空機の搭乗日、または搭乗14日前の期間に、ハイリスク地区を除く中国本土・マカオ・台湾以外の
海外(日本を含む)に滞在歴がある者は、香港のホテルの予約確認書(中国語、または英語)を
提出しなければならない。
* ホテルの滞在日数は、香港への到着日を含めて14日間以上とする。
* 旅客が必要な情報の提出を拒んだり、あるいは虚偽の情報を提出した場合、最大で禁錮6ヵ月、
及び罰金1万ドルの刑罰を課す。
* 12月22日より中国本土、マカオ、台湾以外の地域からの入境者は、事前に政府が指定する
ホテル(計36施設)を14日間以上予約した上で、入境後に強制検疫を受ける。
入境者は、政府が手配する交通手段で指定ホテルまで移動。
強制検疫期間中は外出不可。来客も禁止。
* 12月02日以後に香港に到着し隔離を受ける6歳以上の人は、香港到着後19日目、
または20日目に検査を受けなければならない。
* 過去14日間に英国に滞在した人の入境を禁止。(香港在住者含む)
* 中国本土、マカオ、台湾を除いたすべての入境者は、指定ホテルでの強制隔離を14日間から
21日間に延長する。
■ 強制検査実施についての新法律制定
* 11月15日より、政府が特定グループの者に対して、また指定医師が有症状者に対して、
ウイルス検査を受けるよう求めることができる法律を施行。
強制検査の告知・指示、命令に従わない者には2,000香港ドル以上の罰金や禁固。
* 香港の感染拡大により、シンガポールとのトラベルエアバブルは2021年まで延期
* 12月02日から、香港内の全ての学校の対面授業の禁止を発表。期間は2月15日まで。
* クラスター発生のマンションが密集する佐敦の一部地域にロックダウンを決定。
約7,000人の住民を対象に、強制的にPCR検査を実施。
■ ワクチン接種・計画状況
2月22日より、優先度の高い年齢・職種より順次無料接種を開始。
香港の18地区にワクチン接種センターが開設され、1センターにつき毎日2,500人が接種できるようになる見込み。
ワクチン接種のための予約システムは、1月中には完成予定。
なお、利用予定のワクチンは下記の3種類が予定され、個人で選択が可能となる見込み。
・ ファイザー(米国)&ビオンテック(ドイツ) --- 750万回分→ 2月末に100万回分受領予定
・ アストラゼネカ(英国) --- 750万回分→ 年央に受領予定
・ シノバック・バイオテック(中国) --- 750万回分→ 2月末に100万回分受領
■ 街中の様子
2月18日よりレストランの店内飲食可能時間が18:00から22:00までに延長となりました。1卓の利用制限も2名から4名へと緩和されました。また、営業禁止とされていた特定商業施設の再開も条件付で許可されました。ただし、引き続きバーなどの一部は営業停止となっております。
その他、集団制限は2名までと強化されております。
なお香港政府は、強制検疫必須の入境措置を本年3月31日まで延長しております。
事実上、強制検疫なしの外国人の入境は3月31日まで行われない見通しです。
その他、香港政府は新規感染者が1名でも発生した住居ビル全体、または区画をロックダダウンを実施。住人全員のPCR検査が完了するまで封鎖を継続します。
以上、ご注意ください。