アメリカ サンフランシスコ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報
現在のサンフランシスコ・ベイエリアの「新型コロナウイルス」の影響・状況について、現地スタッフのレポートをお知らせせいたします。
サンフランシスコは州の定める新型コロナウイルス感染状況の色分けが未だ最悪の「紫色」ではあるものの、ワクチン接種に伴い少しづつでも希望が見えて来ている感じを受けます。
ツアー業界の人達も65歳以上の人はワクチン接種が受けやすくなり始めております。
政府も6月半ばまでには、ほとんどの国民に行きわたると予想しているため、あと数ヵ月の辛抱と思う人も増えてきております。それを反映してか、今迄低迷していた航空業やホテル業等の株価も軒並み上昇しております。ちなみに株式市場は、昨年の3月を底に現在までにかなり爆謄しているので要注意かと思われます。
サンフランシスコでは、例年2月には名物の中華街での旧正月を祝うパレードが行われますが、今年は残念ながらキャンセルとなり、かわりにバーチュアルパレードが行われました。(2月20日の土曜日に開催)
これに関連し、サンフランシスコやオークランドの中華街等では、アジア系のお年寄りを狙ったひったくりや人種差別的な傷害事件等が頻繁に発生しており、自治体やアジア系団体等が注意を呼びかけております。
全米でも新型コロナウイルスの影響により、この手の中国系を中心としたアジア系の人々への差別が多く起こっているようです。私の同僚も悪口を言われ、唾を吐かれる等といったようなことがあったそうです。
人種差別者の頭の中では、コロナ=中国=中国人=アジア系の人、といった構図が出来上がってしまっています。困ったことです。
なお、Moscone Convention Centerが、2月05日からワクチン接種会場となっておりますが、ワクチンが無くなってしまったため、2月20日までの1週間クローズとなりました。
もう2月も後半ですが、この冬は雨が少なく、今までのところ例年の40%ほどしか降っていないため、夏場の水不足が心配されております。
以上、ご注意ください。